さあ2ndステージ開幕！…といっても1stとのインターバルがほとんど無かったので、あんまり開幕感が無いな。1stの最後は2連勝で終えられたので、復調の兆しは出てきた。こういう下位との試合できっちり勝って、さらに自信を深めたい。
遠藤・ズラタン・駒井が負傷で出られないので、普段出られない那須や高木（出番あるかな…）の活躍に期待。
スタメン
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前半
立ち上がりは福岡が引きこもり気味かつプレスが激しいので、レッズはゆっくり回すというより縦に早いサッカー。興梠と武藤のキレがよく、何度かいい形はあったものの崩し切るようなシーンは無かった。こういう引きこもり相手は久しぶりなので、同じ攻撃パターンを90分繰り返すあの悪い癖が出なければいいけど…
そんな中最悪の出来事が…
亀川の不意を突いたロングボールにうまく抜け出した金森に対し、槙野が遅れて倒した結果、PK献上＆一発退場(・_・;) スローで見たら確かにPKではあるとは思うものの、一発退場ではないと思うがなぁー。
ウェリントンに決められてあっさり先制された。波乱の開幕ですな笑
フォーメーションは4-4-1っぽい形に変更。阿部がCBに入り、右SB森脇、左SB宇賀神、ボランチに武藤と柏木、前線はよくわからないけど、李の1トップになったのかな？一人少なくなったとはいえ、福岡が相変わらず引きこもるのでレッズの前線にかける人数はあまり変わらなかった。
さすがに井原監督もドン引きはまずいと思ったのか、途中から前線へのプレスをかけるようにチェンジ。これやられると、一人少ない影響がモロに出るのでちょっと嫌だなーと思い始めたところで同点！
FKから那須先輩がヘッドで合わせてゴール！
いやーこのタイミングで取れたのは本当に大きい。那須はこの勝負強さが遠藤にはないストロングポイントだなー。引きこもり相手で、セットプレーでの得点が重要になる試合では、遠藤ではなく那須をスタメン起用したほうがいい気がしてきた。
福岡の攻撃は金森のスピードとか城後のテクニック、ウェリントンの高さが脅威だったけど、那須先輩の気迫のこもった守備と、意外にも武藤の守備がかなり効いていた。
というわけで1-1で前半終了。今日はかなり暑く、終盤になると体力的に厳しくなるので早めに逆転しておきたい。あとセットプレーはかなり大事になるので、引き続き那須先輩に期待！！
それにしても今日の審判はクソだな。判定がブレブレ。あの程度でレッド出しちゃったから混乱してんのかな。
後半
井原監督が檄を飛ばしたのか、福岡が攻撃的になりサイド攻撃を中心としてきたことで人が散り、一人少ないレッズはマークに付きにくくなった。ウェリントンの高さや亀川の縦への突破、城後の抜け出し、金森のドリブルなど、福岡の武器が出てきて長い間押し込まれてしまった。金森のシュートがとことん正面に来てくれたのが助かった。
特に亀川の攻め上がりに対して、関根がほぼ対応できなかったのがきつかった。それを察知したのか関根に替えて梅崎投入。なんとか試合を落ち着けることができた。
耐えたレッズはほとんどシュートまで行けなかったけど、セットプレーで逆転！遠目の位置で柏木がFKのボールをセットしている間に興梠がスペースに動きだし、柏木がすかさず縦パス。うまく反転し、早いタイミングでシュートしてゴール。GKもあの早いタイミングで打つとは思っていなかっただろうな。興梠はいつももたつくから。
今日のレッズはいつもと違いセットプレーで効率よく点を取るチームとなった。普段はあの位置でFKもらったら必ず繋ぐけど、槙野の退場で早々と繋ぐサッカーができなくなったから割り切ったのだろう。こういう戦い方もできるようになると強くなると思う。
その後は体力的に厳しいレッズは終始押し込まれる展開に。守備固めとして、興梠に代えて青木、李に代えて橋本を投入。最終的には梅崎と武藤の2トップとなった。
守りの時間で輝きを放っていたのが武藤と那須。武藤はこれでもかってほど走りまくり、中盤でプレスをかけこぼれ球を拾ってくれた。攻撃面ではほとんど活躍できなかったけど、今日は守備の人として素晴らしい活躍をしてくれた。那須も最後尾から気合の入った守備で、最後までチームを集中させてくれた。今日の阿部・那須のベテランCBコンビは本当に見てて安心できた。（まあもし金森が最後までいたら、たぶんあのスピードにはついていけなかったとは思うけど…ラッキーかな笑）
ラストプレーは入ったかどうか微妙だけど、とにかく守りきった！2-1で試合終了！
試合総括
遠藤・駒井・ズラタンの負傷、槙野の退場、高温多湿の劣悪コンディションと、いきなり厳しい幕開けとなったが、泥臭くもしっかり勝てたのは非常に良い。こういう試合に勝って選手が自信を持てると、またいいサッカーをできるようになるだろう。2ndも必ずどこかで失速すると思うので、こういう泥臭い勝ち方を思い出してほしい。理想ばかり追うのではなく、「勝つために何をすべきか、何を捨てるか」を常に考えて2ndも戦ってほしいし、その結果年間優勝をしてほしい。期待！！
