ホーム開幕戦!
初戦のマリノス戦はダメだったけど、ACLでは4-0、5-2と好調。ACLの勢いで勝ってほしい。
※友人の結婚式に参加したため、一日遅れの簡易版となります。
スタメン
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前半
序盤はロングボールを多用したイマイチな攻撃しかできなかった。武藤・興梠・ラファが張っちゃってるから中盤がスッカスカ。
裏でもらう動きは多かったけど柏木がいないからあんまり効果的ではなかった。
とはいえセレッソの守備は大したことなく、真ん中やサイドに人数はいるのにプレスはそんなに強くないから、少しずつレッズが押し込めるようになってきた。
そして先制点!
https://twitter.com/J_League/status/837996433647161352
遠藤の縦パスを興梠がスルーして武藤。うまく横に運んでマークを外してからいいコースへのシュート。武藤もうまかったけど、セレッソの守備がゆるゆるすぎ。
そしてここから武藤・興梠がグッと落ちてきて、ボールを受けるようになった。その効果がてきめん。
特に武藤はシャドーとは思えないほど落ちてきたりサイドに張ったりするから、相手は全然捕まえられない。またそれに連動して興梠もポジションを流動的に変え、さらに周り(宇賀神・関根)が裏に抜けたりするので、面白いようにボールが回った。マリノス戦同様、森脇と槙野の攻撃参加も積極的なので、遠藤・阿部・青木以外は全員攻撃参加しているような感じ。
ただ、ラファが若干まだ合ってなく孤立しているような感じ。ボールを受けてもちょっと迷っているから、決定的なシーンを作りだせなかった。
そろそろ追加点が欲しいと思い始めたころに、意外な形で2点目!
https://twitter.com/J_League/status/837996479499272194
武藤が前線で丸橋からボールを奪い、ワンフェイント入れてラファにパス。シュートがはじかれたところを興梠が落ち着いて押し込んでゴール。あーゆーシュートはうまいねー。
というわけで前半は2-0で終了。
前半のMVPは完全に武藤。ゴールも決めたし、ボール回しの中心にもなってるし、前線からの守備もいい。素晴らしい。
後半
前半より中央突破のパス回しの迫力が上がった。セレッソは何かしら修正してくるかと思ったけど、ほとんど変わらず。宇賀神・関根・森脇も絡みながら良い攻撃をしていた。
そして早々と追加点!
https://twitter.com/J_League/status/837996544796184577
青木が中盤で奪ってそのままラファにスルーパス。左後方から来たボールを右足ワンタッチで前にコントロールしたラファが素晴らしい。シュートも落ち着いてるし、いいFWだねえ。
後半は青木が大奮闘。セカンドボールの処理や相手の攻撃の芽をつぶす守備面はいつも通り良いんだけど、さらに攻撃面でも活躍。ボールを受ける際に相手からプレッシャーが来てもいい位置にコントロールできるし、周りを見てパスの長短を使い分けてた。万能型ボランチとしての真価が発揮された感じ。単なる「クローザー」ではなく、攻守に計算できるボランチになった。
セレッソにCKから一点返されてから流れはセレッソに。加えて明らかにレッズの選手の運動量が落ちてきた。特に前半からフル回転してた武藤とラファ。ボールが収まらない。
レッズはラファ→李、青木→那須、興梠→ズラタンと、逃げ切りの為の交代。
李が入って前線のコンビネーションは少し上がったものの、シャドーからサイドに展開する流れが無くなったので、逆に攻撃のバリエーションが減った気がする。あったとしても関根の突破からの森脇クロスぐらい。
那須の投入は相手のFW山村対策もあるかもしれないけど、青木ほど攻撃を組み立てられないので、攻撃はもう沈静化。守って逃げ切りに徹する姿勢。
何度かピンチはあったものの、逃げ切りに成功して3-1で勝利。
試合総括
前半途中から後半途中までは素晴らしいサッカーを披露できていた。柏木不在の中あそこまでパスを回せてボールを支配できたのは収穫。ここ最近スタメンで重宝されている青木の伸びも喜ばしい。
ACLの連戦の疲れで終盤はどうしても運動量が落ちるから、しばらくは「先行逃げ切り」の戦術でいくしかないのかな。
ちょっと気になるのは失点が安易すぎるのと、若手の新戦力の出番が無いこと。今日も最後の一枚くらいは矢島・長澤・菊池の誰かを使ってほしかったなあ。宇賀神は1枚イエローもらってたんだし。
これからまだまだ連戦が続くんだから、ラファ以外の新戦力も計算できるようにならないと。。。