今節は上位勢の動きが激しいですなあ。
鹿島・柏・C大阪が負け、川崎・横浜FMが勝ち。未だ鹿島が頭一つ抜けてるけど、まだまだ上位争いから目が離せない。
・・・この輪の中に入りたかったなあ(´・ω・`)
というわけで今節は「中位争い」のベガルタ戦です。なぜか最近時々攻撃陣が爆発するので、今日はその爆発が起きないことを祈るばかり…
スタメン
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水曜のACL準決勝第一戦から一人だけ入れ替え。長澤→梅崎。コンディションは大丈夫なのかな。
DFラインは阿部ちゃんが真ん中で遠藤右。ついに森脇に見切りをつけたかな?
あ、石原はレンタル中だから今日出られないんだね。残念。
前半
立ち上がりからテンションの高い展開。ベガルタは結構ガンガン仕掛けてくる。
対するレッズの守備はちょっとふわふわ。マークにはついているんだけど、相手が少し想定外の動きをするとお見合いをしてマークを外すシーンが何度か見られた。序盤はシュートまでは行かれてないけど、早く集中しないとすぐ失点しそう。
レッズの攻撃は柏木と青木を起点に色々なパターンでトライしているけど、効果的な攻撃はあまり出せない。ベガルタの守備の意識が高く中盤のプレスも強いのでなかなか余裕を持ってプレーできない。
それにしても柏木が入るとやっぱり違うなー。矢島とかと大きく技術の差があるわけじゃないんだけど、パス出した後の動き方とか、相手のタイミングを外すための一瞬のタメとか、意外性のあるポジショニングとか、細かいところで差を感じる。矢島が柏木を越えるためには、こういうところの差を埋めないといかん。
徐々に攻撃の圧力が強くなってきたところでセットプレーから先制点!
遠めのFKで柏木がサイドの梅崎に。梅崎が仕掛けるふりをしてちょっと時間をかけて柏木に戻し、ダイレクトでクロスをあげて興梠がヘッド!ヘッドめっちゃうまいなー。
— リベロの河童 (@55ft) October 1, 2017
その後レッズはショートパスでサイドや中央を崩す攻撃にシフトチェンジ。興梠・武藤・柏木・梅崎がいい連携で回し、何度かこれで決定機を作れた。
守備も少しずつ集中力が高くなってきたけど、どうもまだマークを外すシーンが多く見られる。特に梁が裏に抜けた時とか誰も見てない。相手の攻撃の精度が低いからこと無きを得ているが、あそこはちゃんとケアしてほしい。
前半は1-0で終了。すこーしレッズが「安心・逃げ切りモード」になってる雰囲気が漂っているので、堀監督、ハーフタイムにビシッと喝を入れてください。
後半
またしても…またしても凡ミスから失点。
槙野→柏木と出してそのリターンを三田に奪われてそのまま独走されてゴール。
柏木のミスは問題外として、阿部とマウリシオの寄せ方も微妙だったな。シュートコースガラ空きだもん。
後半開始早々 #三田啓貴 のゴールで仙台が追いつく!
三田が相手のパスミスを見逃さずハーフウェイライン付近からボールを奪うと、そのままドリブルでPA手前まで持ち込み左足を振り抜く。
明治安田J1第28節 仙台×浦和は https://t.co/u4BaoHt81Q はLIVE中。 pic.twitter.com/175QM6fW7O— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) October 1, 2017
失点後もかなりドタバタしてピンチを迎えたが、何とか耐えて(というか仙台が外してくれて)仙台の時間を終えることができた。
60分に追加点!
遠藤が野津田から奪ってラファにパス。ラファが完全にミスったけどこぼれ球が遠藤のところに来た。速いクロスを上げるとファーサイドにいた興梠が一気にニアに走り込んでヘッドでゴール!興梠のこういう動き方はピカイチだなー。
【明治安田J1第28節:仙台×浦和】#興梠慎三 の今日2ゴール目はまたもヘディング!
興梠のゴールで浦和が勝ち越しに成功する。@REDSOFFICIAL pic.twitter.com/ESdgZLFqHl— Goal Japan (@GoalJP_Official) October 1, 2017
得点後に柏木→長澤の交代。コンディションの問題かな。
74分にも興梠→ズラタンの交代。
徐々にレッズのメンバーが明らかに電池切れを起こし始め、競合いに勝てなくなって来た。特にラファがほとんど守備をしなくなり、右サイドがガラガラ。誰もが「ラファを代えろよ…」と思い始めた85分ごろ、まさかのラファゴール!急に動きが早くなった笑
武藤のリターンパスも見事だったし、決め切ったラファもさすが。これがあるから守備をしなくても変えづらいんだよな。
後半38分
ラファ追加点!
ベガルタ仙台 1-3 浦和レッズ#浦和レッズ #転勤レッズ #地方レッズ #レッズ関西 #urawareds #マーレカルモ pic.twitter.com/CYD3qpkAnA
— REDS☆KANSAI レッズ関西 (@REDS_KANSAI) October 1, 2017
ただやっぱりその後にラファの守備をしない弊害を食らってしまった。
右サイドからドフリーでクロスを上げられ、クリスランにヘッドで競り負けてゴール。もう阿部ちゃん疲労で全くマークつけていない…やっぱりDFの層の薄さは問題だな。
追いつかれる雰囲気だった試合を救ったのは武藤。驚異的な運動量で前線でボールを収めて時間を稼いでくれた。本当に助かるわー。
何とか逃げ切って3-2で終了。まあ疲れがある中で勝ててよかった。
試合総括
それにしてもいつになったこういう安い失点は無くなるのか。ミスをゼロにするのは不可能だけど、レッズに関してはミスが失点に直結している確率が異常に高い気がする。しかも毎回同じの選手が関わっている訳でもなく、全体に蔓延するこの現象、原因は何なのか。
今日の試合でちょっと思ったのは、「守備の切り替えの遅さ」。
前線で奪われた時の切り替えは早いんだけど、特にレッズのDFラインの前とかサイドの深いところでこっちが奪い、その後奪い返された時が遅い。普通ならすぐにプレスをかけて奪い返したりマークを確認しないといけないんだけど、どうもこれが遅い。自分がボールホルダーにプレスしに行くべきなのか、あるいは他の選手にマークつかないといけないのか、その判断までの時間が長い気がする。
普通はコーチングで指示できればいいんだけど、阿部がそういうことをできるのかわからない。この辺は純粋なDFがほとんどいない現状のDFラインでは難しいことなのかもしれないけど、早く改善してほしい。