台風です(´・ω・`)
先日のACL準々決勝での超劇的逆転勝利は素晴らしかった!(仕事で試合は見れなかったけど…)
この勢いでリーグでも勝ってほしいところだけど、中3日という過密日程ではあるので、しっかりコンディションをコントロールする必要がある。采配に注目。
スタメン
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阿部がスタメン外れて平川がスタメン入り!
ACLで復帰した柏木はベンチスタート。(その他のサブメンバーは榎本・阿部・長澤・梅崎・菊池・ズラタン)
ラファはベンチにすら入らず。
そこまで大きなターンオーバーはしてこなかった。ACLにフル出場した高木やDF陣のコンディションが気になるところ。逆に出場していない武藤はハッスルしてくれ!
前半
攻撃の組み立て方としては、ビルドアップ中にマウリシオが少し運んで展開するか、矢島や武藤が落ちてきて受けて展開する感じ。積極的に裏にロングボールやスルーパスを出すが、オフサイドに引っかかることが多かった。ジュビロのラインは結構高いな。
柏戦に続いて、左は高木と矢島がいい感じでポジションチェンジをしながらかき回している。槙野がそこにできたスペースに入ってくるが、ここが宇賀神だったらかなり攻撃的な左サイドになるなあ。一度見てみたい。
一方右サイドはあまりチャンスを作れない。武藤はあっちこっちに移動するし平川はサイドに張りっぱなしなので、近すぎたり遠すぎたりであんまりいい距離感が生まれなかった。
少しずついいリズムが出てきた途端にセットプレーから失点。
俊輔の絶妙なボールからフリーの高橋に打たれ、西川がはじいたところをムサエフに押し込まれた。うーん、いくら俊輔のボールが良かったとはいえ、高橋のマークはちゃんとつかないと。マーカーは平川だったなあ。
最近セットプレーからの失点が多い気がする。どうにかならんかなあ…
右サイドからのFK、#中村俊輔 が柔らかいクロスで高橋の頭にドンピシャに合わせる!
一度はGKに弾かれるも #ムサエフ がこぼれ球を押し込み磐田が先制!明治安田J1第26節磐田×浦和は https://t.co/u4BaoHt81Q で配信中@Jubiloiwata_YFC pic.twitter.com/OkMU5nYILf
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) September 17, 2017
その後はレッズの攻撃のギアが上がったけど、ちょっとワンパターン。裏に抜ける興梠・武藤・矢島・高木へのロングボールがほとんど。意外と通るので狙いたくなる気持ちはわかるけど、決定機を作れていないのだから中央をショートパスで崩すパターンやサイドを深くえぐるパターンも出したい。
30分台は「矢島惜しい!」が3連続。平川クロス→ヘッド正面、ロングボールを裏でフローで受けるもシュートミス、平川クロス→ボレー枠外。どれか一つは決めたかったなー。せっかく出場機会が増えてきたのだから、そろそろ結果が欲しい。
というわけで攻めまくったものの前半中に追いつけず0-1。
遠藤・マウリシオ→高木・矢島・武藤のラインがかなり効いているので、後半もここは継続して欲しい。
意外と興梠があまり攻撃に関われなかったので、後半はもうちょっと起点になって欲しい。
平川・森脇の右サイドはちょっとイマイチ。もう少し裏を狙うとかポジションチェンジをして欲しい。後半から梅崎を入れてみてもいいかも。
名波監督は絶対DFラインの裏の修正してくるので、こっちもバリエーション増やさないと!
後半
後半開始時から平川に代えて梅崎投入。これは期待(・∀・)
その梅崎は平川と違って中に絞ったり裏を狙ったりと多彩な動きを見せた。チャンスが生まれそうな予感。
対するジュビロはボールを回すスタイルに変わった。マイボールにしても攻めないでゆっくり繋いでくる。名波監督の狙いは何なんだろう…不気味(´・ω・`)
レッズの攻撃は前半に比べると停滞気味。
ジュビロのDFラインがより高くなったせいか中央にスペースがなくなり、かつ裏を狙ってもマークを外してくれない。なので全然ロングボールが入らず、ショートパスでの崩しが増えた。要はミシャサッカーみたいな感じ。
すると矢島が突然消えた。全然攻撃にうまく絡めていない。裏をガンガン狙うサッカーでは活きるんだけど、ミシャサッカーのようなショートパスを繋ぐサッカーになると全然活きなくなる。
案の定68分に矢島に変わってズラタン投入。
ただ全然攻撃が活性化しない…
右サイドの森脇・梅崎でひたすら繋いでいくんだけど全く効果的なクロスを上げられない。左はジュビロDFが多くクロスすら上げられない。中央はスペースがないから出しどころがない。
ジュビロはほぼ「ドン引きサッカー」のカウンター狙いなので、とにかくDFの枚数が多い。こうなった時に崩せないのが長年のレッズの課題。さてどうしたものか…
ただジュビロに一瞬の隙が生まれて同点!
青木のロングボールを取られて、ジュビロが中盤でつなごうとしたところを青木が再び奪った。その瞬間、ジュビロはマークを改めて探そうとするが、すでに興梠は動き出してマークを外していた。そこに青木が絶妙なボールを入れてヘッドでゴール!
興梠の切り替えの速さは素晴らしいなー(・∀・)
でも川勝さんも言ってたけど、マイボールにした後にバックパスとかして大事にするより、思い切ってあそこに出した青木も素晴らしい。こういう「失敗する可能性が高くてもチャレンジする」ということをしないと点は取れないんだな。
DFラインの裏に抜け出した #興梠慎三 へ青木から絶妙な浮き球パスが入る。
これを興梠が頭で合わせて今季17得点目となるゴールを決め浦和が同点に追い付く!明治安田J1第26節 磐田×浦和は https://t.co/u4BaoHt81Q で配信中@REDSOFFICIAL pic.twitter.com/mcbT2EWnle
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) September 17, 2017
そしてレッズの攻撃は俄然勢いづいた。
右サイドだけでなく高木の左サイドからの攻撃も増えたし、カウンター気味に武藤が運んで崩したり、興梠が裏で受けたり。逆転の雰囲気は十分。
最後のカードは高木に代えて菊池。特に高木もバテてるわけではなかったけど、おそらく他に変えるところなかったんだろうな。
ただ一度アダイウトンの突破から大ピンチを迎えてからカウンターを恐れて再び失速。また「ボールを大事に」モードに入っちゃったからダメだ。
というわけで1-1引き分けで終了。
試合総括
引いた相手を崩しきれないのは相変わらずの課題。
名波監督の作戦としては後半は「じっくり守ってカウンターで追加点」だったと思うけど、同点弾まではバッチリはまってしまった。例のごとくボールを大事にしすぎて、ポゼッションは上がれど相手にとっては「想定内」の攻撃しか出せない。唯一「相手の想定外」だったのがあの青木のパス。こういうのを各選手がもっと出さないとダメだな。
そして思ったのが来シーズンはサイドバックを補強しないと。槙野・森脇のポジショニングがサイドバックじゃない。サイドバックのオーバーラップって後ろから一気に来るから効果的なのに、あんなに常に高い位置を保っちゃうと前の選手のスペースを消してしまう。
宇賀神が戻ってきたら左で試してほしいが、そろそろこの2人への依存を減らさないと。