J1 第19節 浦和レッズVSコンサドーレ札幌 試合速報

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最近土日が憂鬱です。

「どうせ今日も負け試合かなあ」と思ってしまっている自分がいる…

 

今日の相手は下位札幌。なんとあのジェイが加入したということで、全く油断はならぬ。今のレッズ守備陣なら、都倉とジェイの個人技で簡単に破られそう…(´・ω・`)

スタメン

  • 興梠
  • 武藤
  • 関根
  • 駒井
  • 柏木
  • 阿部
  • 槙野
  • 遠藤
  • 森脇
  • 西川

・・・

いい加減引くわ・・・(゚Д゚)

前節のセレッソ戦で崩壊した布陣を全く変えない。かつ守備もある程度できる宇賀神に代えて、ほぼできない駒井。つまり攻撃的な布陣でにしたんですかね。

札幌相手だから大丈夫とかと思っているのかなあ…

 

もはや「また失点してしまえ」と思ってます。

 

対する札幌、ジェイはベンチスタート。あとチャナティップがスタメン。これは楽しみだなあ。

前半

お互いテンション高めの入り方。札幌は割と早く縦に入れてくるし特にチャナティップが動き回るので、最初は中盤ドタバタしたけど、10分くらいから阿部ちゃんが対応し始めた。

対するレッズも今日はボールスピードが早い。興梠と武藤の距離感が非常に良いので、興梠に入った後のつなぎがスムーズ。やっぱり武藤がいる時といない時の違いが如実に表れるなあ。

 

問題の守備は前節に比べればかなり良くなっている。いつもより中盤のプレスが強いし、縦パスやクロスに対するポジショニングが良い。あと何より気合が感じられる。まあ札幌の攻撃がさほどいいものではないのもあるけど。これを90分続けられるかどうかがポイント。

 

20分ごろから札幌の支配率が上がってきた。というのも興梠と武藤の距離感が悪くなってきたから。武藤がグッと落ちてボールを受けにくるんだけど、近くに誰もいないからそこでロストする。

あと柏木のスルーパスがことごとく合わないのも厳しい。裏を狙う意識はいつもより強いんだけど、前線がそれを感じていないし、そもそもパス精度が低い。GKに直接渡ってしまうパスがかなり多かった。やっぱり柏木の調子は落ちているんだから、一度でいいから柏木を長澤に変えてみてほしいなあ。

 

そしてその悪い流れのままCKから失点。てか都倉超強え・・・(#゚Д゚)

槙野はマークについていたんだけど、全くバランスを崩さず完璧なヘッド。どんなフィジカルしてんだよ…

とはいえまたしても槙野が失点に絡んだのは事実。この数試合で何点の失点に絡んだよ?マーク外す、シュートブロックに行かない、競り負ける、戻らない…いい加減にしてほしいわ。

 

そしてその直後に槙野退場。都倉がオブストラクションで槙野を倒したあと、起き上がろうとした槙野の左足が都倉の顔面に入った。失点の直後だから「槙野のアホ!」と言いたいところだが、さすがにあれはレッドではない。蹴る瞬間都倉の方は全く見ていないんだから、故意じゃないでしょ。審判がおかしい。その前から判定がブレブレで「今日の審判はダメだなあ」と思ってたが、この判定は酷すぎる。

この審判は明らかに「試合を支配したいタイプ」の審判。「試合が荒れているから自分がコントロールしないと…」と思っているのかもしれないけど、ブレブレの判定で試合を細々と止められるからイライラがたまり、より荒れるということを認識してほしい。このタイプの審判嫌い。

 

とりあえず阿部を下げて4バックに変更。左サイドバックに入った関根とマッチアップするのは都倉だから、そこをとことん狙われた。さすがにこのまま何も変えずに後半に入るわけないと思うので、どういう修正をするのか注目。

 

それにしても・・・

「踏んだり蹴ったり」という言葉がピッタリだな(*`3´)

 

後半

まさか、まさかの3枚替え!(#゚Д゚)

ついに精神が崩壊したか・・・!?

李→ズラタン、武藤→宇賀神、森脇→那須。阿部と那須と遠藤の3バック。中盤に柏木と駒井、右に関根で左に宇賀神、2トップに興梠とズラタンかな。

大きい賭けだなあ。

 

そして3分後、この賭けが失敗に終わりました笑

なんと入ったばかりの那須が筋肉系の負傷。ミートグッバイ(ノ・Д・)ノ

もう呪われているとしか思えませんな。ミシャはお祓い行った方がいいよ。

 

ただここからなぜかレッズペースになる。これがサッカーの面白いところ。

レッズはもう人が少なくパスコースがないから、走るしかない、自分でボールを運ぶしかない、取られたら取り返すしかない、気合で頑張るしかない。それにより今までのプレーからは予想もできないタイミングでパスが出たりドリブルが出たりクロスが上がる。それに札幌が対応できていなかった。実際にズラタンのヘッドがポストに当たったり、連続でCKを得たり、数的優位のカウンターを出せた。

これを見ると、やっぱりミシャサッカーは変えないといけないんだと思った。今までのやり方は相手に完全に読まれているけど、少しだけでも変化を与えれば相手には再び脅威になる。パスばっかりじゃなく、もっとドリブルや強引な突破を織りまぜると、相手はいろんなことに対応しないといけない。これでいいんだよ。これが再浮上のヒントだよ。

 

札幌はジェイを投入するも未だレッズペース。札幌はなぜが急激にプレスが弱まった。やはりマークする相手が少なく、しかもいつもと違う動きをしてくるので、誰がどのエリアでプレスをかけるか訳わからなくなってるんじゃないかなあ。

あと単純に、残された選手はみんなものすごく頑張っていた。特に阿部・遠藤は2人で4人分の守備をしてたし、駒井・関根は毎回長い距離を走ってボールを運んでたし、興梠・ズラタンは体を張って起点を作っていた。戦術としては駒井・関根・興梠の個人技+ズラタンのポストだけ。それだけでも脅威になっている。

点は取れなかったけど、最後まで頑張ってくれた選手たちには敬意を評したい。

 

88分まではよく耐えた!ただジェイにトドメを刺された。もうこれは仕方ない。

 

試合総括

繰り返し言う。

9人になってからのサッカーを何度も見返してほしい。

あれが再浮上のヒント。

 

レッズの選手の個人のスキルは高いのは明らか。ただそれをミシャの「綺麗に丁寧にパスを回すサッカー」にはめ込もうとすると、彼らのそれぞれのスキルを活かせなくなる。追いつかないといけないシーンでもそのルールを脱却できない。たまに関根が個人技で突破すると効果的になったけど、その他のメンバーが結局ルール通りにやってしまうから意味がない。

今日の9人サッカーの時は、全員がルールの枠に収まらず、がむしゃらに攻撃していた。おかげで駒井や関根のドリブル、興梠のキープ、ズラタンのポストがより活き、人数少ないのにこっちの方が迫力が強かった。これを見たいんだよ。

 

人数揃っていた前半の「小ぎれいなサッカー」より、9人の「がむしゃらなサッカー」の方が強いんだよ。

 

ミシャはもう今さら考え方を変えられないだろうから、強いサッカーに変えるかどうかはフロントの判断にかかっている。

 

 

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