年間1位達成!(´∀`)やった!!
最後にJリーグを制覇したのは2006年。そこから何度も優勝を逃し続けて10年、ようやく年間1位となれた!これが1ステージ制だったらもっと喜びは大きかったんだろうけど、まずは目標を達成できたことを素直に喜びたい。
というわけで今日の試合を振り返り。
スタメン
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前半
とにかくマリノスが堅い。4バックではあるものの、兵藤・喜田・前田・天野はかなり引いているからゴール前とバイタルエリアはほとんどスペースが無かった。加えてマリノスのプレスがかなり早い&強いので、武藤や興梠が降りてきて受け手もすぐに潰される。特に喜田のプレスはマジ凄かった。ほとんど興梠に仕事をさせなかったと思う。
こうなると頼みはサイドかロングボールかミドルシュート。
サイドはあまり通用しなかった。関根は小林に完全に抑えられてたし、右サイドは駒井が相変わらずちょっと空回りしてたので怖さが出せなかった。森脇が上がってきたときだけいいクロスがあげられてたけど、中には中澤という壁がいたのでほとんど跳ね返された。
ロングボールはほぼ関根にしか出ていなかったように思う。興梠や武藤は厳しくケアされてたので、そもそも裏に抜ける動き出しすらできない状況だった。
ミドルシュートは槙野や高木がいい感じで打ってたけど、マリノスDF陣はちゃんとシュートコースに入ってくるので入らない。
というわけでマリノスの守備網を全く突破できる気がしない前半だった。
逆にマリノスの攻撃の怖さは全くなかった。カウンター気味に仕掛けられても、富樫や前田は全くボールを収められないので、味方の上がりを待つことすらできない。逆に言うと遠藤や槙野、関根が早めにチェックできていた証拠。
ただやはり怖いのは齋藤学。もちろんレッズ守備陣はそれを認識しているので、齋藤がドリブルでカットインした時なんかは4人がかりで潰しに行っていた。それでも何度か突破されてしまったけど。恐るべし…
というわけでかなり堅い内容の前半は0-0で終了。
この時点で川崎は2-0でリードしていたので、何が何でも勝たないといけない状況だった。
後半
後半の選手入場の際、レッズサポは全員肩を組んで大ジャンプ。これはかなり圧倒された。レッズの選手たちもちょっと見入ってたと思う。
さあ後半開始!
後半は少しずつマリノス守備陣の隙間を縫っていい攻撃ができるようになってきた。前半はほとんど潰されたバイタルエリアで武藤や高木が前を向けるようになったし、駒井の調子も上がってきた。縦一辺倒ではなく中に切り込むようになって、相手を手玉に取っていた。ただその後の判断がイマイチだったなあ。
そして何より関根がキレキレ。小林とのかけっこに勝って中に切り込めたプレーをきっかけに、縦に勝負するわ中にカットインするわで大活躍。ミドルシュートも打ってどんどん得点の匂いがしてきた。
そのタイミングで高木に代わって李投入。この勝負強い男の登場で、さらに得点への期待が高まった。
そしてやはり関根からゴールが生まれた!
柏木が中に入ってきた関根に落とし、関根が李に横パス。李がダイレクトで関根にリターンして間髪入れず強烈なシュート。GKがはじいたところに柏木が詰めてゴール!ほとんど関根のゴールと言っていい感じだけど、柏木もよく準備してたなあ。
【ゴール動画】細かなパス回しで浦和が攻め込み、最後は柏木 陽介(浦和)がこぼれ球を押し込んで先制ゴール!明治安田J1のゴール動画を公開中!▼ https://t.co/8bhI5dfTGw #Jリーグ pic.twitter.com/FyZCP4DuEZ
— Jリーグ (@J_League) November 3, 2016
いよいよ歓喜の瞬間を迎える準備が整った!その後もレッズの選手は落ち着いてボールをキープしてたし、武藤に代えてクローザー青木が入ったので、埼スタはけっこう勝利ムードになりかけてた。
齊藤は相変わらず危険な存在ではあったものの、駒井と森脇が頑張って抑えてたので、後半に齊藤に作られた決定的なシーンは一度だけだった。
よしこのまま…終われ…と誰もが願っていた後半40分、ワンプレーで失点してしまった。
駒井がボールを奪われた素早く伊藤につながれ、すぐにマルティノスにスルーパス。槙野と関根がしっかりついていたけど、槙野がまさかのスピードダウン。恐らく関根に任せたんだろうけど、マルティノスが思いのほかスピードに乗っていたので関根が振り切られてゴール。うーん、ここ最近目立ち始めた「槙野の守備の軽さ」がここで出てしまったなあ…
【ゴール動画】後方からのパスに抜け出したマルティノス(横浜FM)がディフェンダー2人を引き連れながら独走し、同点ゴールを獲得!明治安田J1のゴール動画を公開中!▼ https://t.co/8bhI5dfTGw #Jリーグ pic.twitter.com/GSNSx38tVK
— Jリーグ (@J_League) November 3, 2016
というわけで、埼スタは異様な雰囲気に。「今年もダメか…」と思ったサポーターも少なくないはず。
とはいえアディショナルタイムを含めると10分弱はある!まだゴールできる可能性はある!攻めまくれ!( ゚д゚ )
・・・と思ってたら、なぜかレッズは攻め急がない。
ん?(´・ω・`)
西川は時間を使ってフィードするし、柏木や李はコーナー付近で時間稼ぎしている。駒井や関根は急いでいるように見えたけど、途中から入ったズラタンやDFラインは全く急いでいない。
なんで?(´・ω・`)
そしてそのまま試合終了。サポーターはほとんど声を発さず、「どういうこと…?」みたいな状況に。ただ選手を見てみると何人かガッツポーズをしている。そして突然ベンチが大喜びし始めた。
その瞬間、全員が理解をして大歓声が生まれた。
川崎が負けた!!\(゜ロ゜)/
2-0からガンバが逆転して2-3で終了。川崎らしいっちゃらしいけど、ガンバには感謝せねば。
何とも不完全燃焼な終わり方ではあったけども、目標としていた年間勝ち点1位を達成でき感無量(´Д`)皆よく頑張った!レッズおめでとう!!
とはいえまだCSと天皇杯も残っているので、今シーズンの振り返りはそれらが終わってから。こうなったらどっちも獲って完璧な形での3冠を達成してしまえ!!