初戦、歴史的敗戦をした日本の次の相手はタイ。
今までなら「余裕だろ～」と思えたが、現状の日本代表だと全くそんな気持ちが起こらない。油断することは絶対ないと思うが、逆に気負いすぎてまた決定機を外しまくる展開になったら、本気でヤバい予感がする…
スタメン
GK：西川
DF：酒井宏、吉田、森重、酒井高
MF：長谷部、山口、香川、本田、原口
FW:浅野
前半＆後半
終始同じようなクソサッカーだったので前後半まとめます。
まずスタメンは「手堅い」チョイス。ボランチに山口を入れて、まず守備を固めたいのだろう。初戦のパフォーマンスを見ると香川は絶対にスタメンはあり得ないんだが、この監督はホント香川好きなんだね。
立ち上がりからやはり日本ペースで、ほとんどボールを支配していた。が、見事なまでの「手詰まり感」。右サイドは本田までパスが渡ったらその先出しどころが無い。左サイドは原口が中に入ってできたスペースをよく高徳が走り込んでチャンスを作ってたけど、なかなかクロスを上げられないし上げても誰にも合わない。
最もひどいのが、長谷部が結構高い位置でキープして前線に供給できるシーンが多かったけど、そこから何も生まれないこと。サイドや後ろに逃げるか無理やり放り込んで弾き返されるか。長谷部の展開力の無さも原因だけど、何より香川・本田のもらう動きの無さがひどい。ただただバカみたいに前線に張って、浅野と並んで3トップみたいになってスペースを完全につぶし合っている。そこは浅野のポジションだろうが！たまには降りてきてポストプレーしろや！( ﾟдﾟ )
原口は外に開いたり中に入ったり流動的に動くのでボールが入りやすく、その後にもいい繋ぎが生まれてたし、浅野は積極的にサイドに流れてロングボールを受けてた。それに連動して本田・香川が動いてくれるとフィニッシュまでつなげるのに、それを全くやらない。そのくせゴールまででいいボールを受けても一向にシュートを決めない。香川はどんだけメンタル弱いんだよ…
というわけで、ハリルの信頼する長谷部・香川・本田が完全に攻撃の足手まといとなった。実力があるのはわかるけど、調子悪い、或いは戦術にフィットしないなら外してくれよ…今日の相手ならボランチ柏木、右武藤、真ん中清武のほうが確実に良いサッカーができたと思う。
守備面は特にタイの攻撃がそこまで脅威じゃなかったので特に言及することはないけど、蛍の守備は確かに効いていたと思う。ただそれはあくまで最低限の仕事であって、ほとんど攻撃に絡んでいないのはよろしくなかった。
あと1試合に必ず1回はやるDF陣のポカミスも出ましたな。期待を裏切らないね。
試合総括
もうゴールシーンの記憶が薄れるほど終始イライラしてしまった。こんなクソサッカーしかできないならサウジやオーストラリアには勝てないだろうな。正直レッズでも勝てるんじゃないかと思ってしまう。あんまり那須や森脇が本田や香川に崩される気がしないし、KLMが吉田や森重に止められる気がしない。サイドも関根なら酒井宏をぶっちぎれるだろうし。唯一、岡崎の抜け出しだけ怖いかな。
…みたいなどうでもいい妄想をしてしまうほど、退屈なクソ試合でした。
