スタメンは東口・酒井宏・吉田・森重・長友・長谷部・柏木・原口・清武・金崎・岡崎。
中盤はダイアモンド型（懐かしい…）で柏木が左で原口が右。
前半。1-0。
アフガニスタンのプレスがさほど強くないので、中盤でのパス回しやビルドアップはスムーズに行えてたが、バイタルエリアまで入ると詰まっちゃう。特に清武の周りにはほぼスペースがないので縦のショートパスは通らない。DFラインやボランチから一つ飛ばしたパスをFWの裏に出すか、サイド攻撃が多くなった。左の柏木・長友・清武のコンビネーションはけっこうよく、岡崎や金崎までつなげられるシーンが多かった。右は相変わらず酒井が流れを止めるし、原口はちょっと空まわってたのでイマイチ。
岡崎と金崎の2トップは相手DFとしては嫌だろうなー。セカンドボールを全力で拾いにくるし、シュートの意識は高いし。高さが無いのが欠点だけど、多少パスがズレてもこの二人なら拾ってくれるので良い。
そして岡崎の先制点、めっちゃ上手い…。ほぼスペース無いのにターンして左から来たDFの股抜いて落ち着いて決めた。こんなに落ち着いて周りを見れる選手になっていたのか。レスターでの成功が自信になっているのかな。
チームとしてはまだまだお互いやりたいことを理解しあえてない感じ。まあでもそれはしょうがない。たぶん選手もそれをよくわかっているのか、28分頃に11人全員で会話していた。あれはチームとして非常に良い。オレオレ系の本田と香川がいない方がチームとしてまとまる気がするなー。
後半。5-0。
少しずつ連携がよくなってきた。基本的には柏木と清武が組み立てて岡崎と金崎が絡みながら長友のクロスという形、あとは少しずつ中央をこじ開けるような攻撃も増えてきた。ただパスは回るもののシュートの数は前半より少なかった印象。つながりやすくなったが故に大事にしすぎている感じか。
2点目は清武の良いタイミングの飛び出しと、金崎がよく清武の動きを見てたことに尽きる。清武があーゆー風にゴール前に出れると香川に代わって10番的な選手に慣れると思うので頑張ってほしい。
選手交代は柏木→香川、岡崎→ハーフナー、金崎→小林。
5点目は清武の正確なクロス、ハーフナーの高さ、金崎の貪欲さが出たいいゴールだった。やっぱりショートパスばっかりやってたチームに急にハーフナーみたいな高さが加わると効果的だな。今日はあんまりハーフナーの成長っぷりは見られなかったけど、今のところ高さのオプションとして有効かなと思う。
香川は何にも変わってないね。清武・柏木にはるかに劣る。組み立てもできなければ良い動き出しもない。
相手が相手だけに評価は難しいが、岡崎・金崎・清武・柏木・長谷部はいい仕事をした。原口はもう少しゴールに近いエリアでプレーさせてあげたいな。
