J1 第1節 浦和レッズVS横浜Fマリノス 試合速報

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さあいよいよ開幕だ!

最初の相手は横浜Fマリノス。俊輔がいなくなり、かつ若干内部崩壊気味の名門だが、意外にもプレシーズンは好調の様子。特に新外国人がかなり良いらしいので、油断はできない。

※ちなみに筆者はこれからフットサルなので、DAZNの見逃し配信で見てゆっくり更新します(´・ω・`)

スタメン

  • ラファエル
  • 興梠
  • 柏木
  • 宇賀神
  • 駒井
  • 青木
  • 阿部
  • 槙野
  • 遠藤
  • 森脇
  • 西川

つい先日アウェイのACLがあったので、一部の選手は疲労を考慮して外れてるんだと勝手に思っている。武藤とか矢島とか。

ここ最近青木・阿部のダブルボランチが多かったけど、まさか開幕戦もこれで来るとは思わなかったなあ。ボランチ→シャドーのラインがちょっと不安だが、どういう戦術になるのか楽しみだ。

新戦力でのスタメンはラファエルシルバのみ。ベンチには長澤・菊池が控えているのでチャンスがあるかな。

前半

とにかく前半はマリノスの守備が完璧だった。「レッズの抑え方」が完璧。

まず中央のバイタルエリアは喜田や天野がスペースを潰し、レッズのシャドーを自由にさせない。サイドにボールが入ったら松原や金井が縦を切り突破させない。レッズのビルドアップ中に富樫やパブンスキーがプレスをかけに行って、ロングボールの精度を落とす。

これだけで十分レッズの攻撃を封じることができてた。この方式だと中央が空くので、いつもなら柏木が自由に動いて「柏木無双」が始まるんだけど、今日のダブルボランチの阿部・青木だと全然何も起こらなかった。

攻め手は宇賀神の突破ぐらいかな。今日は結構キレがよかった。

一方ラファエルシルバは前線で孤立し、興梠・柏木のシャドーにはほとんどボールが入らず、右の駒井には全然パスが届かない。ほぼ完璧に封じ込まれたって感じ。

 

そしてマリノスの超単純なカウンターで崩される。

齋藤の突破→引きつけてマイナスへパス→ドフリーでシュート

このパターンで何度もやられ、それが最初の失点となった。

青木・阿部・遠藤あたりが、齋藤へのケアの意識が強すぎて、カバーリングに3人もいってしまった。水沼さんも言ってたけど、齋藤は仕掛ける時に顔が上がるようになったので、今までは強引に突破してたところを周りを活かすこともできるようになった。これは脅威だわ…

 

というわけでほぼマリノスの狙い通りの展開となり、0-1で前半終了。

阿部・青木のダブルボランチの狙いがちょっとわかった。恐らく槙野と森脇の攻撃参加を促したいんだろう。昨シーズンは守備を安定させるためにこの2人の攻撃参加を抑えてたんだけど、今年はやりたいんだろう。それが全然機能してないわけだ。うーん。

 

後半

レッズは修正してきた。

まず柏木がかなり落ちてきて、中央でボールを受けることが多くなった。これだけで攻撃がかなり良くなった。柏木でボールが落ち着けば興梠とラファエルがいい感じで動き出す。その結果相手DFがちょっとズレるから、駒井や宇賀神もちょっと空く。よっていろんなパスが出るようになった。前半全くボールが来なかった駒井にもパスが出るようになったし、ビッグチャンスも増えた。いい修正だね。

ただここでアクシデント。青木が負傷により交代。そこで投入したのは関根。

あれ?どういうフォーメーションだ?と思ったまさかの駒井ボランチ。珍しい…

 

そしてここからわずか2分で逆転!

https://twitter.com/J_League/status/835459619958882304

ラファエルシルバはいいですねー!うまい!

1点目は相手DFが引いてくれたおかげで駒井・森脇・関根がドフリーでパスを回せたのが大きい。興梠やラファエルが裏を狙うようになった事が、相手DFラインを引かせる一因だったと思う。

2点目はまさに裏を狙う動きがドハマりし、柏木の完璧なパスが炸裂した得点。

 

ゼロックスの時も短時間で2点とったので、「今年のレッズは一気にたたみかけるスタイルなのかな?」とワクワクしたのと同時に、「あ、そういえばゼロックスではその後にアホな失点したなあ…」と思いだした。今節でも起こらないことを祈る…(´・ω・`)

 

ここからお互いオープンな打ち合いに。西川と飯倉のビッグセーブが連発する面白い展開。

マリノスはウーゴヴィエイラと前田を入れて攻撃的になる中、レッズは那須を入れて逃げ切りに入ろうとした。これが完全に裏目…!

まずフォーメーションがわけわからん。アウトしたのは柏木(たぶん怪我の影響)だから、遠藤を上げて那須がCBかな?と思いきや、どっちつかずな感じ。最初はパブンスキーにマンマークみたいな感じだったけど、そんなにパブンスキーは起点になってなかった気がするが…

あと柏木のポジションに駒井しかいなくなったので、展開もへったくれもない状況になり、攻撃が一気に沈静化した。攻撃の形が見えないので、やたらとバックパスが増えた。

 

いやーこれは完全に采配ミスだと思うわ・・・てか柏木ダメなら長澤出せばいいじゃん。そんな守りを強化しないといけない時間帯でも状況でもなかったじゃん。よーわからんよ。

 

その結果CKで追いつかれる。

https://twitter.com/J_League/status/835460040693706753

さあまた点を取らねば!となったので、当然最後のカードを切ると思いきや、ミシャは全然動かない。

なんで( ゚д゚ )?

どう考えてもこの状況じゃ点取れないでしょ!李かズラタンか長澤入れろよ!

 

そして案の定逆転される。1点目とほぼ同じ形。

https://twitter.com/J_League/status/835460133559779328

慌ててズラタン入れるも時すでに遅し。

2-3で終了。

 

試合総括

前半はマリノスに完全に封じ込められたけど、後半の修正で見事に逆転できたところまでは良かった。

なのにその後のよくわからない采配によって、バックパスの多い消極的な姿勢に後半30分という早い時間になってしまったのが最低。水沼さんも「レッズは勝っているけどつけ入る隙がある」って言ってたのがまさに的確だと思った。

昨シーズンはこういう時は最悪でも辛抱強く引き分けに持ち込んで勝ち点を重ねてたのに、早速辛抱しきれなくなってしまった。今日はあんまりコンディションは言い訳にできないなあ・・・

 

うん。先行き不安(´・ω・`)

 

 

※DAZNは画質も綺麗で見やすかった!

 

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