グループ分けも決まり、いよいよW杯が近づいてきましたなあ。
E-1サッカー選手権は東アジアの日本・韓国・中国・北朝鮮の4か国による総当たり戦。
日本代表は国内組のみ、かつCWCに出る我らが浦和レッズ以外のクラブから選出されたメンバーで挑む。
レッズの選手が見れないのは残念だけど、国内組にとってはまさにW杯本番に向けた最後のチャンスと言っても過言ではないので、気持ちの入ったプレーを楽しみにしております!
あ、くれぐれもラフプレーには気を付けて…(´・ω・`)
スタメン
GK 12 中村航輔
DF 3 昌子源(Cap)
DF 4 谷口彰悟
DF 5 車屋紳太郎
DF 20 室屋成
MF 2 井手口陽介
MF 8 高萩洋次郎
MF 17 今野泰幸
FW 7 倉田秋
FW 11 小林悠
FW 15 金崎夢生
GKは中村!ついにキタ――(゚∀゚)――!!
Jリーグで神がかりセーブを連発してたから、一度代表で観たかったんだよねー。楽しみ。
DFはまあ無難な感じかな。中盤はちょっと今野アンカーの井手口・高萩コンビかな?
FWは小林&金崎という何ともパワフルな2人+曲者倉田。これはおもしろい。高さはないけど、GKとDFの間を狙うクロスやスルーパスを出したら面白そう。
前半
北朝鮮は2本のラインでガッツリ守備を固めてきた。なので縦パスが入るとかなり早くプレスが来る。金崎のところで収めたかったけどなかなか難しい展開。
次第に今野・井手口を起点に、左サイドの車屋・倉田、右サイドの室屋・小林がブロックの外側でパスを回し、高萩・金崎が中央で動き回ってスペースを探す感じに。ただなかなかスペースが開かないから苦し紛れのアーリークロスを入れて跳ね返されてしまう。これでは相手からすると怖さがない。
守備陣は連携がイマイチ。北朝鮮の速いカウンターで何度も危ないシーンが見られた。DFラインがまず揃っていないので、縦パスがスルスル通る。これはまあ急造DFラインだからある程度は仕方ないけど、試合の中で修正してほしいもんだ。
35分ごろから金崎がサイドに流れ、高萩が最前線に顔を出すようになってから少しずついい形ができてきた。小林のポジショニングセンスは抜群なので、金崎・高萩とのいい距離感を保って中に入ったり裏に抜けたりしていた。少しずつ連携が生まれてきたかな。
ただ少し空回り気味の室屋と、ポジショニングがイマイチでいつもスペースがないエリアにいる倉田にボールが渡ると攻撃が停滞する。さすがに小林・金崎・高萩だけじゃ崩せないから、もっと周りがいい動きをしてサポートしないといかん。
前半は0-0で終了。
後半
立ち上がりは北朝鮮ペース。シンプルで縦に早い攻撃でシュートまで持っていかれた。
後半10分に高萩に代えて伊東投入。小林を真ん中に入れたこの布陣がかなりよかった。
右サイドで伊東が仕掛けたり、小林が右に流れてパスで崩したりと、色々な攻撃バリエーションが出てきた。
伊東はデビュー戦とは思えないほど自分の持ち味を出せてたと思う。こういう思い切りのいい選手が日本代表には圧倒的に足りない。
ただその後金崎に変えて川又を入れたらまた少し攻撃が停滞した。川又は真ん中で張るタイプだから、崩せていた右サイドの人数が少し減ったことで詰まるようになった。室屋がもう少し絡めてるといいんだけどなー。
北朝鮮に何度かカウンターで決定機を作られたけど、中村の神がかり的なセーブの連続!やっぱり中村は日本No.1キーパーだと思うわ。身体能力も判断力も集中力も優れている。今後もずっと使ってほしいなー。
試合終盤に倉田に替えて阿部を投入も、なかなか崩しきれない。右は伊東が深いところまで入れるけどクロス精度がイマイチ。左は車屋がなかなかチャレンジしないから浅い位置からのアーリークロスしか入らず全く怖さがない。
これは引き分けかなーと思ったら井手口の劇的ゴール!!
https://twitter.com/crz_ngi/status/939469201357471744
よかったよかった。
試合総括
全体としては満足できない内容だったけど、中村・井手口・伊東あたりは自分の持ち味を出せたんじゃないかな。逆に高萩・室屋・車屋・金崎あたりはもうちょっと改善しないと使えないな。
次戦は大島と土居を見てみたい。