J1 第20節 浦和レッズVS大宮アルディージャ 試合速報

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さあ仕切り直しだ(๑•̀ㅂ•́)و✧

堀新体制の初戦はいきなりさいたまダービー。そして守備陣不足(槙野出場停止、那須、青木負傷)という難しい状況。

果たしてどんな変化をみせてくれるのか、或いは変わらないのか、非常に楽しみな一戦!

 

※今日は現地観戦です(>ω<)

スタメン

  • 興梠
  • 武藤
  • ズラタン
  • 菊池
  • 関根
  • 柏木
  • 阿部
  • 宇賀神
  • 遠藤
  • 森脇
  • 西川

…あんまり変わらないな。

ネットでは長澤抜擢かと囁かれてたけど、ベンチ入りすらせず。

うーん、ちょっと期待はずれ。でもまあいきなりガラッと変えるのは怖いか。新戦力のマウリシオも不在。

 

前半

さあ、何が変わったんだ…(・Д・)

と、ずっと睨んでたが、そこまで大きな変化はなかった。

 

ピルドアッブしてじっくりボールを保持しながら攻める、シャドーが受けて細かく崩すとこは同じ。

ただ、少しだけ違うなーと思ったのが、裏を狙うパスが多いこと。武藤・ズラタン・興梠と、全員が裏でもらう意識が強い。ある程度出し手が前を向いたら一斉に裏に向けて走り出してた。

そして出し手も出すタイミングが早い。今までだと躊躇ってたタイミングでも出す。しかも柏木や遠藤だけじゃなく全員が出し手としての意識が高い。

そのおかげでけっこうビッグチャンスを作れてた。大宮のラインが高いので、かなりこの攻撃は効果的。

 

なんかサッカーがシンプルになったな。

 

 

逆に減ったのはサイドアタック。関根の突破がほとんどない。まあ大宮がかなり関根対策してるせいかもしれないけど。和田のマーク超強いもん。

菊池は最初ちょっと空回ってたけど、次第にいいタイミングで絞ったり裏抜けたりで効果的なプレーが出てきた。いいねー

 

そんなこんなでラッキーなPKで先制点。興梠落ち着いてたね。

https://twitter.com/J_League/status/893806589097918464

その後は一気にスローダウン。蒸し暑さによる体力消耗を考えているのか、かなりゆったりボール回しをしていた。

 

1-0リードのまま前半終了。

大きな変化はないんだけど、「落ち着いた」サッカーをしていたなあ、というのが前半の感想。

 

さあ後半の采配が楽しみだ。

 

後半

そういや前半さほど目立たなかった「守備の改善」について。

大宮の攻撃が大したことないのもあるが、かなり安定している。攻撃がシンプルなので、森脇や宇賀神がそこまで高い位置を取らなくて済む。そのおかげで最近多発していた守備の人不足は発生しなかった。

あと単純に選手の守備の意識が高い。一度こっちのCKをミスってカウンターを食らった時、宇賀神がもたついたところを奪われた。けっこうピンチだったけど、気づいたら6人くらい戻ってきてたので事なきを得た。素晴らしい戻り。

 

やっぱり今まで無駄に攻撃に人数をかけすぎてたのかな。

 

後半の攻撃もシンプル。ロングボールはズラタンに当てて裏狙うし、相変わらず武藤の裏の意識も強い。裏に向けて走ったらボール出てくるもん。

あと何より顕著にミドルシュートが増えた。ミシャ時代じゃ絶対打たないであろうタイミングでも迷わず打ってた。

 

 

途中までは試合をコントロールできてた。

だがしかし、一つの凡ミスから試合が崩れた。

 

自陣でのリスタートで宇賀神が遠藤に。それを遠藤見ておらず、相手に奪われてそのままゴール。

いやーこれはもったいないなあ。宇賀神はかなり守備で貢献してたから絶賛する予定だったのに、あれはよろしくない…

https://twitter.com/J_League/status/893807102572888064

 

ただレッズもすぐに追加点!森脇のサイドチェンジから菊池が縦に突破。左足で早いグラウンダーのクロスを入れ、加藤が弾いたところを柏木が詰めてゴール。

菊池は素晴らしい仕掛けだった!今日は時間が経つにつれてどんどんよくなっていった。これはまたサイドのポジション争いが激しくなるぞ。

https://twitter.com/J_League/status/893807395704422400

さああとはゲームを締めるだけ。

交代も興梠→ラファ、菊池→駒井と無難な感じ。特に崩されていないし、追加点も期待できる雰囲気が生まれてた。

 

ただ…

一度だけまた悪癖が出てしまった。

 

大宮が人数をかけて攻めてきた時、明らかにマークの受け渡しが乱れた。守備の人数は揃ってるのに、人を見れていない。

特に阿部と遠藤のマークの受け渡しができず、遠藤がマークを完全に見失い、背後から出てきた瀬川に対応できなかった。

 

うーん。途中までは遠藤はいい守備だったんだけど最後で集中力が切れたかなあ。これもまたもったいない失点。

 

そしてもう一つの悪癖も出てきた。もう攻めるしかないのに、なかなかロングボールを入れないアレ。上げるフリして後ろに戻すのを繰り返しアレ。

アレは何なんだろうかね。ミスキックが怖いのかな。

 

というわけで2-2の引き分け。今シーズンのダービーは1分1敗で負け越し(´・ω・`)

 

試合総括

堀レッズになって変わったと感じた事まとめ

 

1.攻撃がシンプルになった

→裏を狙う選手が走ればそこに出す、高さのある選手にロングボールを出す、打てるチャンスがあればクロスを上げる、ミドルシュートを打つ…

書いてて当たり前のことだなあと思うことが今までできていなかったが、今日はできてた。

 

2.守備の意識が強くなった

→中盤での当たり方が最近と違った。なんちゃってタックルではなく、ガッツリ取りにいっていた。それが故にファールは多かったけども。

顕著なのは宇賀神・ズラタン・関根・武藤かな。

 

 

この2つが監督が狙ったことなのか、選手から自然と出てきたものなのかはわからない。さすがに時間がなさすぎるので、今回は応急処置程度なのかもしれない。

ただ最近の悲愴感は明らかに減っている。だからこそ今日は勝ちたかった。

引き続き少しずつでもいいから改善してほしい。

 

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