W杯出場が決まってから5日、W杯に向けて「監督は続投だ」とか「世代交代だ」とかいろいろな声が聞かれますが、一応あと1試合残ってます。
オーストラリアがタイに2-1で勝ったので、サウジはもう勝つしかない状況。よってかなり高いモチベーションで来るはず。加えて超満員のアウェイ＋超猛暑のダブルパンチ。
なのでこの試合での見どころは、
・過酷な状況でしっかりとパフォーマンスを発揮できるか
・ハリルは誰を起用するか
・今まで出番の少なかったメンバーの奮起が見られるか
あたりかな。
個人的には柴崎・武藤・植田・中村あたりを見たい！
※会社員たるもの睡眠不足はマズイので、録画して朝見ます。よって更新はめっちゃ遅いです(´・ω・｀)
スタメン
GK：川島
DF：長友・吉田・昌子・酒井宏
MF：山口・井手口・柴崎
FW：原口・本田・岡崎
試合総括
オーストラリア戦と比較すると、中盤での守備に迫力がない。山口はボランチの位置に下がったのと、柴崎・本田のプレスが弱いことが原因かな。
その二人の出来はというと…
かなりイマイチ。
まず本田は問題外。「穴」と言ってもいいぐらい。
キープできないし走らないしパスミス多いし。コンディションが整ってないんだろうけど、さすがにあれは試合に出しちゃいけないレベルだった。
次に柴崎。ボールコントロールは光るものがあったけど、とにかくパスが周りと合わない。連携の問題なのか、柴崎の単純なミスなのかわからないけど、とにかく相手に取られるパスしか出せない。
あとこぼれ球への反応もちょっと遅い。周りが素早い井手口・山口だから相対的に遅く見えるのかもしれないけど、頑張ればマイボールにできそうなボールも取られてばかりだった。要は期待はずれ。
シュート自体は結構多かったけど、完全に崩したシーンは多くなかった。岡崎は裏を狙ったりクラスに合わせたらしてたけど、あんまりいいボールが来なかったのでらしさを発揮できず。逆にポストプレーが少なかったので、「大迫と比べるとイマイチ」という印象だけが残った。
後半は原口・浅野・長友の個人技頼みの攻撃しかできなかった。とにかく連携が悪すぎる。杉本・久保が入った後なんて酷いものだった。この原因が大迫がいないことなのか、柴崎のプレーが悪いことなのか、コンディションの問題なのか、はたまた相手の守備がよかったからなのか。正直よくわからなかった。
かたや守備。
前半はほぼ文句なしの内容だったけど、疲れが出てきた後半は容易にマークを外すシーンが目立った。
失点シーンなんて人数はかなり多いのに完全にマーク外しちゃってる。
ただあんまり守備陣を責められないなあと思ってしまう。アウェイでモチベーションの高い相手に対しほぼ崩されず、一瞬の油断による一失点だけなら及第点だろう。
責任を問うなら、あんだけシュートを打っても全然枠に入らない攻撃陣に問うべき。
というわけで非常に悪い内容で最終予選を締めることになった。よくこういう状況になると「快勝して本番で油断するより、負けて気合いを入れ直す方がいい」という声を聞くけど、それは監督次第だと思う。この二戦で活躍できる選手が誰なのか、ある程度見えたはず。その選手をどう使って本番に挑むのか、それをしっかり考えて準備できるか次第でW杯の結果が変わってくる。
信じて応援するのみ。
