さあいよいよ新シーズンの開幕です(・∀・)！
リーグ制覇のためにもいいスタートを切りたい！
とにもかくにも選手の入れ替わりが多かったレッズ。どういうメンバーで、どういうシステムで、どういうサッカーを見せてくれるのか楽しみです！
※今日私はフットサル大会の為、DAZNの見逃し配信でゆっくり見ます。
スタメン
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開幕戦のスタメンはこの通り！
大きなサプライズはなく、即戦力のマルティノスが右ワイドに入る模様。槙野はCBかな？
まあ薄々感づいていたが、とうとう阿部がスタメン落ちになるシーズンが来たか…とはいえ絶対どこかで必要になる！
ベンチには榎本・平川・岩波・武富・阿部・李・ズラタン。あれ、直輝がいない(´・ω・｀)復活劇はホームのお楽しみってか。
武富が途中で出てくるかな。楽しみ。
前半
序盤から右ワイドのマルティノスの存在感がすごい笑
タッチライン際ギリギリに張り、そこに槙野や青木、遠藤からパスが供給され、積極的に縦に仕掛ける。遠藤もいい感じでサポートをして右サイドの攻撃を組み立てていた。前の記事ではサイドバックはあまり上がらないみたいな情報があったけど、昨シーズンと同じようなポジショニングだな。
逆サイドの武藤も同じくタッチラインギリギリまで張っていた。あまりいいパスは出なかったけど、それに相手のサイドバックが引っ張られて中央にかなりスペースができていた。その結果相手の中央（米本・高萩）をかなり低めのポジションに固定することができ、相手の攻撃の迫力を削ぐことにつながっていた。これが狙いなのかな？
対するFC東京は昨シーズンとは変わって米本・東・大森と運動量豊富な選手を揃えた中盤でのプレスが強い。これはなかなかレッズも手こずっていた。長谷川監督による変化が早くも現れているね。
またディエゴオリベイラと前田の２トップがかなり厄介。どちらもボールが収まるから縦パス一本で攻撃のスイッチが入る。かつディエゴオリベイラは突破もできる。昨シーズンの大久保・ウタカ・永井というラインナップとはえらい違いだな笑
20分ごろからプレスに慣れてきたのか、中盤でパスが回るようになってきた。序盤のマルティノス一辺倒ではなく、武藤の縦の突破や興梠の低い位置でのポストプレーからの崩しなどが見られてきた。ただフィニッシュまでたどり着けない。ラストパスを出す相手を一生懸命探している印象を受けた。相手の中盤がかなり低い位置にいるからスペースがないのである程度は仕方ないが、まだ攻撃は仕上がっていない気がするなあ。
ちょっと気になったのが、思いの外柏木と長澤が高い位置にいないこと。青木より低い位置にいたりかなりサイドに寄った位置にいたりと流動的に動くんだけど、興梠を追い抜くような動きは見られなかったし、興梠との距離が遠いことが多かった。個人的には後ろからどんどん出てくる攻撃を見たいんだけどなあ。
35分以降はほとんどレッズがボールを保持する時間に。シュートチャンスは柏木→興梠の縦パス一本からのシュートだけ。
正直「不調な時のミシャサッカー」を見ているようだった。相手が守備シフトをしいているのである程度は仕方ないけど、こういう相手を崩せないのが作シーズンからの課題なので、しっかり後半に結果を出して昨シーズンから変わったことを示してほしい。
後半
交代はなし。武藤とマルティノスのサイドが代わり、右に武藤・左にマルティノス。
後半早々に失点。中盤でゴチャゴチャしたその一瞬、前半ほとんど消えていた東が突然斜めに走り、そこにパスが入ってGKと1対1になりゴール。明らかに後半から縦の意識を入れ替えたFC東京。それにまんまとハマったレッズ。んーこの辺は相変わらずか…
ただすぐさまレッズが追いつく！青木の素晴らしいサイドチェンジから宇賀神に渡りCK獲得。柏木のキックを槙野が相手を引っ張りながら（笑）一生懸命足を伸ばしてゴール。前半あんなに堅かったのに突然ゲームが動き出したなあ。
https://twitter.com/J_League/status/967369274862915584
ここからまた再びレッズの時間に。前半に比べて運動量も多くパススピードも早いので、ペナ内に侵入する回数が圧倒的に増えた。特に長澤が興梠を追い抜いたり、マルティノスが中央に入ってきたり、宇賀神がマルティノスを追い越したりとかなり流動的なポジショニングのおかげでよくパスが回っていた。これが本当にやりたいサッカーなのかな。
最初の交代は長澤に代えて武富。そのまま中央に入って柏木と並んだ。さてどんなプレーを見せてくれるか。
…という期待とは裏腹に、攻撃のリズムが悪くなってきた。武富も様々なポジショニングをしてボールを引き出したり裏に抜けようとするんだけど、なんかワンテンポ遅い。右サイドの武藤にボールが入った瞬間の武富との距離が遠いのよね。加えて昨シーズンに比べて遠藤が上がってくるタイミングが遅いので、武藤でいったん止まってしまう。武藤は即座に縦に仕掛けるタイプではないので、ダイレクトパスが生まれないと崩せない。なので苦し紛れのクロスしか上げられないから全くゴールの気配がしない。やっぱりサイド武藤はちょっと厳しいんじゃないかなあ。
70分になんとFC東京が久保を投入。まさか開幕戦で、そしてレッズ戦で出してくるとは思わなかった。
ただ実際プレーを見るとめっちゃ落ち着いているし視野も広い。うまいねー。
85分ごろに武藤に代えてズラタン。そのまま右に。
まあ当然だけど前述の右サイドの問題は全く解決せず。この交代の意図は何なのだろう…
そして点が取りたいのに最後の交代カードを切れず。まあ残りは李しかいないしね。やっぱり前の記事 でも書いた「試合の流れを変えられる選手」がいないのが早くも顕在化した。
何度か可能性の感じられないクロスが入り、そのまま試合終了。2018シーズン開幕戦はドロー。
試合総括
開幕戦では「いいサプライズ」は見つからなかった。システムや選手の使い方に変化は見られたけど、いまいちどういう攻撃を狙っているのかよくわからなかった。これが単純に「仕上がっていない」だけだと信じたいが…
新戦力の2人、マルティノスと武富について。
マルティノスは確かに個人技は素晴らしいけど、関根や駒井ほどじゃないなという印象。縦に突破はできるけどクロスはそこまでうまくないし、中に切れ込んだ時の迫力はないし。その程度じゃ困る。
武富はあんまりいいプレーは出せなかったかな。アグレッシブさは伝わったけど、まだ連携面でうまくいっていない感じ。まああのポジションは難しいからな。
というわけであまりテンションが上がりませんが、ようやく今年のJリーグもスタート！次はホーム開幕戦！もちろん現地で応援します！
