J1 第23節 浦和レッズVS FC東京 試合速報

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ネルシーニョが解任されましたなあ(´・ω・`)

今シーズンの監督の途中交代は6人目(新潟・大宮・鹿島・広島・浦和・神戸)。鹿島以外は「うまくいかないから交代」という形。その中でも我らがレッズはまさに「うまくいっていなかった」最たる例ですな。

今のところ甲府戦・シャコペエンセ戦と、2試合連続で無失点で終えていることは、守備立て直しの良い兆しが見えていると信じたい。

 

さて、今夜はどうなるか。雷鳴ってますが埼スタへ行ってきます!(`・ω・´)

→ 大雨のためテレ玉観戦にしました(´・ω・`)

スタメン

  • 興梠
  • 武藤
  • 菊池
  • 駒井
  • 柏木
  • 阿部
  • 槙野
  • マウリシオ
  • 遠藤
  • 西川

マウリシオがJデビュー!シャコペエンセ戦ではなかなか良いプレーをしたと聞いているので期待したい。恐らく真ん中に入ると思われるので、遠藤が右に行くのかな?

関根の代わりはやはり駒井。気になるのはサブにサイドの選手が平川しかいないこと。両翼が怪我とかしたらちょっと厳しいなあ。

ベンチには青木が久々の復活。矢島も続けてベンチ入り。DFは田村のみ。あとはラファ・ズラ。

 

対するFC東京は恐らく3バックなのでミラーゲームとなりそう。両サイドの室屋・太田、前線の前田・大久保、中盤の高萩・橋本に気を付けたい。(ほぼ攻撃陣全員じゃねーか…)

前半

1時間遅れの20:00に試合開始!ピッチコンディションは問題なさそう。

 

立ち上がりに気になったのは、ビルドアップの際に新戦力のマウリシオがものすごくたくさん指示をしていること。あっちに出せとか顔を出せとかボディランゲージでいろんなメンバーに指示を出してた。リーダータイプなのかな。

 

攻撃陣はなんだか窮屈そうにプレーしてた。なんか狭いところでごにょごにょしているシーンが目立った。やっぱり雨だからボール扱いが難しいのかなあ。

 

先制点はひじょーに鮮やか!

ビルドアップから駒井に展開。興梠とのワンツーで裏に抜けた細いがダイレクトでクロス。球足が早すぎて武藤がなんとかボールを止めたが浮いてしまう。そこに興梠がぬっと現れてボレーでズドン!

これまでのごにょごにょしてたプレーから一転、シンプルで早い攻撃だったから相手も対応できてなかったなー。

ただその直後に失点…

FC東京の攻撃陣のポジショニングが中途半端で、特に大久保が1.5~2列目、高萩が2~3列目あたりをフラフラしているので、かなりマークにつきづらい。何度か危ないなーと思ってたら、やはり2列目の大久保をフリーにさせてしまい、室屋→橋本と鮮やかに崩されてしまった。室屋をカバーできてない菊池の守備もイマイチだけど。

 

だがしかし!今日のレッズは何かが違う!KLMコンビネーション炸裂!!中央ぶち抜いた!!!!!

もう文字で説明するの無理なので、こちらをどうぞ↓

 

問題の相手のポジショニングに対して、堀さんすぐに修正。武藤を中盤に下げて興梠と李の2トップ気味に変更。武藤に高萩や米本などのマークをさせた。おかげで柏木・阿部のマークが一枚減ったので、手を焼いていた大久保のケアもできるようになった。

この辺の修正力がミシャとは違うなあ。

 

 

2-1で前半終了。

マウリシオは思いの外足元がうまく、両足で正確なロングボールを蹴れていた。まだ連携はイマイチだけど、いつぞやの闘莉王を彷彿とさせるパスだった。いい選手の予感がプンプンするねぇ。

KLMは調子良さそう。守備もできているし、パスの精度も高い。こういうピッチの方が得意なのかな。

かたやサイドの菊池・駒井はちょっとイマイチ。仕掛けの回数も少ないし、先制点以外はいいクロスを上げられなかった。室屋・太田の代表クラスコンビとの戦いだからかちょっと抑えられている感じ。

 

守備は武藤のポジションチェンジで修正したものの、相手の変則的なポジショニングには継続して警戒したい。早めに青木を投入してもいいかも。

 

後半

FC東京は前田に代えてウタカ投入。こわいよー

そして室屋の負傷により永井投入。こっちもこわいよー

 

後半は相変わらず駒井が不安定。横パスをミスってピンチになったり、相手のCKを奪って単独ドリブルカウンターを仕掛けたまではいいが何もできず奪われ逆カウンターのピンチに。「関根の穴を埋める」という意識が強すぎて空回ってるんじゃないかなあ。

他の選手にもミスが増え始め、カウンターをくらうシーンが増えてきた。ちょっと嫌な雰囲気。

 

60分ごろから少しずつ落ち着いてきた。攻撃は武藤を起点にすることが多く、菊池との連携で崩しにかかるシーンが多かった。FC東京も少し守備を修正してきたので、前半に見られたKLMの中央突破はあまり見られなくなった。どちらかというとカウンターでシンプルに崩す方が効果的な感じ。

 

65分に柏木に変えて青木投入。これは直前に入ったFC東京の中島対策かな。堀さんの交代は狙いが明確でわかりやすいな。

・・・と思いきや、いきなり中島にDFラインの前でフリーで持たれミドルを打たれた。青木ーちゃんとつけー

 

70分に興梠に変えてラファ。カウンター狙いかな。

 

お互いのスタミナも無くなり、かつ雨によってコントロールが難しいのでミスが増えてきた。ただプレスもかなり弱くなっているので、若干ガバガバな試合になってきた。レッズとしてはしっかり守ってカウンター狙いという形にしたい。

 

78分に武藤に代えて矢島投入。今日の武藤はつなぎ役やカウンター要員、守備対応、そして2アシストと大活躍だったなー。

投入直後に矢島が2ついいプレー。カウンターでしっかりラファにつないだし、ポスト直撃のミドルシュートも打ったし。短い時間だけど活躍してくれそうな気配。テレ玉の解説の人も言ってたけど、関根がいなくなった今、ユース出身の若手はもう矢島しかいないので、どうしても期待してしまう。堀監督が使ってくれるようになったので早めに結果を出して欲しいなあ。

 

終盤になって高萩が前線に顔を出すようになって、一気にピンチが増えた。ウタカ・大久保・永井はほぼ機能していないので、気をつけるべきは高萩の追い抜き・中島のミドル・太田のクロスとセットプレー。2度ほどポストやバーに助けられ、なんとか最後まで逃げ切れた。いやーヒヤヒヤしたわー

 

試合総括

面白い試合だったなー。雨に負けず見に行けばよかった(´;ω;`)

何度もいうけどマウリシオはいい選手だね。対人の強さ、ラインコントロール、インターセプトの意識、ビルドアップ、ロングボールの正確さ、全て一定のレベルを超えていた。このややこしいレッズのシステムにもそれなりに順応してたし。

遠藤・槙野も今日は集中を切らさずいい守備をしていた。

あと地味だけど今日は阿部がかなり守備で効いていた。ピンチになりそうな時に相手の起点を潰したり、セットプレー時に最後までマークを外さないおかげでシュートを打たせなかったり。まだまだ頼らざるを得ないなあ。

 

一方攻撃陣。

KLMはあの2ゴールが示すとおり文句なし。

サイドはちょっと今日はイマイチだったな。特に駒井は空回りが最後まで直らなかった。パスとドリブルの使い分けが全然できておらず、中盤で奪われてカウンターを食らうことがかなり多かった。あれじゃ関根の代わりは務まらない。

柏木は及第点だけど、やっぱり一時期に比べると存在感が薄くなっている。その分守備の弱さが目立ってしまうので、10番としては満足できないなあ。

 

そして堀監督。

マウリシオのKLMの起用は大当たり。前半から武藤を1列下げて守備対応をした効果は大きかった。

交代策も青木は明確に中盤を締め、矢島・ラファでカウンターで決定機を1度ずつ作っていた。

 

つまり采配全て当たり。すげーな。

 

これで堀監督就任後Jリーグは2勝1分で負けなし。

ただしこの後の過密日程(Jリーグ・ACL・ルヴァン)では総合力が試される。もちろんターンオーバーも使うと思うので、監督としての手腕を発揮して欲しい。

 

・・・どこかで高木を使ってね笑

 

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