ACL 決勝第2戦 浦和レッズVSアルヒラル

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引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171126-01646747-gekisaka-socc

ACL優勝おめでとう!!!!(・∀・)

10年ぶりのACL制覇!

ここまでかなり厳しい道のりだったけど、最後まで全力で頑張った選手・監督・コーチ・その他スタッフ、そしてサポーターに感謝!

試合は第1戦と同じく押し込まれる展開が長くなる厳しいものだった。ただ、第1戦は相手がどういう戦い方をしてくるかわからない中での試合だったのに対し、第2戦はもうある程度わかっていたので落ち着いて対応できていた。実際打たれたシュート数は少なかったし。

第1戦でやられまくった中央→右サイド(宇賀神サイド)の攻撃パターンは、出してにプレスをかけ続けたことでほとんど脅威ではなかったし、77番に合わせてくる縦パスも槙野がしっかり潰していた。唯一危険だったのは、29番のトップスピードでのパスアンドゴーの崩し。シンプルなんだけど青木や宇賀神が捕まえるのに苦労していた。

とはいえ全員の守備の意識が高く、それを90分(第1戦から合わせると180分)継続できたのは本当に素晴らしい。

 

一方攻撃面はやはり興梠でボールが収まらないのが辛い。相手もかなり研究しているのか、興梠に入った時のプレスの早さと強さがえげつない。あれはちょっと仕方ない。なので組み立てて攻める形はほとんど無かった気がする。シュートまでいったのはカウンターか高い位置で奪った時ぐらいかな。

その中でもワンチャンスを決めきったラファはホント神!!左サイドにいた時はほとんど何もできなかったけど、中央に入ったら相手の脅威になってきた。これは堀さんの采配がズバリ当たったと思う。

https://twitter.com/rzND9cObsu33IWl/status/934392243820961794

 

その堀さんの采配。この試合の采配は文句の言いようがないものだったと思う。

まず誰もが驚いたスタメン。CBにマウリシオが絶対入ると思ったら、第1戦とまったく同じメンバー。ネットでは「あれだけやられた宇賀神は外せ」という声が多かったけど、冷静に観たらあれは宇賀神が悪いんじゃなく、パスの出し手にプレスをかけられなかったことが原因。

また77番の対応はやはり1度対戦している槙野に任せた方が良いという判断もあったと思う。最近の「CB槙野」の覚醒っぷりはすさまじいものがあったし。

そんな周りの声に惑わされず冷静に判断した堀さんは素晴らしい。

 

あと、後半29分の交代&フォーメーションチェンジはまさに的確だった。イエローをもらっている宇賀神に代えてマウリシオ。槙野が左SBに入った。77番はすでに交代していたので、槙野のCBにこだわる必要はない。つまりイエロー2枚のリスクマネジメントと、リスクのない守備固めを両立させた。

それに合わせて前線の配置も変更。興梠を左サイド、長澤をボランチ、柏木とラファのツートップにして4-4-2のような形になった。これは興梠にボールが収まらない状況を見て、かつラファのスタミナ的に守備ができなくなったのを見て、興梠に守備を、ラファに個人技での一発を期待した配置。まさにこれが大当たりし、先制点につながった。

 

非の打ちどころのない完璧な采配だった。素晴らしい。

 

 

選手・監督は本当に素晴らしかったけど、それ以上にサポーターもすごかった。

現地に観に行ったけど、事前に2階席までリーダー陣が鼓舞してきたし、コレオグラフィーも過去最高のクオリティだったし、何より声援がもはや「怒号」と化すほどの凄まじいものだった。

また、普段のJリーグだと選手を批判する声も少なくないんだけど、この日はほとんどそれが無く本当に「応援」していた。これは選手にとっては頼もしいと思うし、この日の勝利の一因になったと思う。

ちなみに試合後の浦和はお祭り騒ぎでした笑

そして力に興梠が来たみたい。

 

 

翌日、堀監督の継続が発表された。

昨日帰りながら友人と「来期どうするのかなー」と話していたら早速答えが出た。

良いと思います!「攻撃が地味になった」「つまらなくなった」と批判的な声も多いけど、個人的には堀さんのサッカーは好き。采配の狙いも明確だし、それが選手にしっかり伝わっている印象を受けるし、何より「勝てるサッカー」をしていると思う。

今シーズンは現有戦力だけでここまでの結果を出せたんだから、来シーズンに堀さんの望む補強ができればもっと強くなると思う。

 

阿部ちゃんがいる間にあと一つ、J優勝をお願いします!!!

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